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コロナ禍の東京から、祖母の住む四万十市へ孫ターン
あやか さん(23歳) 移住時期/2020年12月 どこから/東京都 家族構成/単身 <移住を考え始めたきっかけは?> 丸2年、東京に暮らしていましたが、コロナの影響で仕事がなくなって、このまま東京にいても時間を無駄にするだけだから、別のことしよう!って思ったのが移住のきっかけです。 四万十市に住む祖母を頼って来ました。 コロナの緊急事態宣言で2カ月間、東京の家の中で過ごしていた時、本当に気が滅入ってしまって、自然の美味しい空気を感じたくなったことも理由のひとつですね。 <今、どんな暮らしをされていますか?> 折角なので高知県のいいところを外へPRしたいな、と思って、今は幡多広域観光協議会で働かせてもらっています。カヌーの講習を受けたり、星を見たり、自然と関わることが増えましたね。 泳ぐのは川がいいですけど、見るのは海が好きです。幡多地域は東の海も西の海も見られる海岸があるので、日の出もだるま夕日も見られて凄い! 四万十市に来てから暮らし方も変わりました。 生活リズムが整いました。家の周りに外灯がないおかげか、暗くなったら寝る生活です。東京にいる時は夜中でも常に外が明るかったので…。 こっちは星もとてもキレイ。家の外にイスを置いてずっと見ていられます。
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田舎では当たり前のことが幸せ
<移住して良かった、と感じるのはどんな時?> 祖母が作ってくれるご飯が美味しくて幸せです。 前は野菜があまり好きではなかったんですけど、美味しいので食べるようになりましたし、道の駅で新鮮なお刺身も買えます。おかげで太りました(笑) 洗濯物や布団を外に干して、太陽でふかふかになった布団で眠れる幸せも。 田舎では当たり前のことかもしれませんが、東京ではすぐとなりにビルがあったので、窓を開けることすらなかったんです。 <やってみたいことは?> これからお家のDIYをやってみたいです。作ることに興味があって、木のスプーンの作り方も教えてもらいました。 畑もやってみたいですし、車を手に入れたらドライブで室戸の方にも遊びに行ってみたいです。 <これから移住したい方へアドバイスをお願いします> 虫への覚悟はしておいた方がいいです。自然と隣り合わせなので、庭の草をぼうぼうにしていたら蛇も出ます。 地元の方と仲良くすることも大事ですね。郷に入っては郷に従えで、こちらが相手の習慣にちょっとずつ合わせていくと、馴染んでいけると思います。 都会だと知らない人にあいさつすることにためらうけど、田舎では普通にあいさつすることとか。毎日、通勤ルートですれ違う人にあいさつし続けていると、「今日も頑張ってな」と声かけてもらえたり、仲良くなると助けてもらえたりしますよ。 ※このインタビューは2022年6月現在の内容です。
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