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【移住ストーリー】四万十市のママに癒しを! 産前産後ケアのサロンをチャレンジショップで開業

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投稿日:2023/6/1 更新日:2023/6/1
  • Uターンして子育て中!

    山崎生希さん(34歳)
    移住時期/2018年
    どこから/ 愛媛県(高知県四万十市出身)
    
    <四万十市へUターンしてどんなことをされていますか?>
    
    四万十市から出たのは高校を卒業して土佐市の専門学校へ入学した時で、その後、愛媛県で就職して約7年間、医療機関で理学療法士として働いていました。
    2018年に離婚をきっかけにUターンして、今は2人の子供を育てながら、赤ちゃんと一緒にできるバランスボール教室を開催したり、ママの体の悩みに寄り添う産前産後ケアサービスを提供しています。
    
    <産前産後ケアのお仕事をはじめたきっかけは?>
    
    私自身が産前産後の体の不調や夫婦関係で苦しんだことがきっかけでした。
    
    「自分のように苦しむママを1人でも減らしたい! 産前産後ケアをしたい!」と思ったんです。まずは、下の子供がまだ10カ月の頃にバランスボールインストラクターの資格を取りました。それから、体力指導士や産後指導士、産後ボディワークを学んで資格を取得しました。
    
    活動する中で、バランスボール教室はグループレッスンなので、もっと個別で体のお悩みにお応えできる場所があればいいな、という思いが芽生え始めました。
    
    1年以上、産前産後の体について専門的な学びを続け、このたび、チャレンジショップの制度を利用して、サロン「産前産後のおうち生希」を2021年11月22日にオープンしました。開店日は、私の想いを込めて「良い夫婦の日」を狙いました。

  • 今悩んでいるママたちへ

    <サロンへの想いを聞かせてください>
    
    産前産後の体は、妊娠していない時とは違います!
    
    見た目の変化や筋肉や靭帯などもちろんですが、ホルモンや自律神経などの影響もあります。そんな女性の体を専門的にみてもらえるところは、まだまだ少ないのが現状です。産前産後の女性が迷子にならないように、不必要に悩むことがないように、気軽に相談してほしいと思っています。「肩こりや腰痛は当たり前」と思っている方にこそ、来てほしいです。見過ごすこともできるかもしれませんが、その不快がなくなると毎日の我が子との関わりが違ってきます。
    
    そして、悪化して見過ごせなくなってしまってからでは大変なんです。ケアによって体が楽になると、心も楽になりますし、さらに話すことで心もゆるんでいきます。私自身の育児の経験と今まで学んできたことを、今悩んでいるママたちに還元していきたいです。
    
    <今後やっていきたいことは?>
    
    チャレンジショップの1年間は、体も心をゆるまる場所作りとしていろんなことを試してみようと思っています。
    
    来てくれた方にお好きなアロマを選んでもらったり、気分に合わせたオリジナルブレンドのお茶をお出ししたり、もそうですし、産前産後に限らず、すべての女性を対象にオーダーメイドの施術コースを用意しています。
    
    産前から整えることができていれば、妊娠中のトラブル予防やスムーズなお産に繋がり、産後の回復も早くなります。そして、産後ケアと聞くと出産直後だけに思われがちですが、出産して何年経ってからでも大丈夫ですよ。
    
    <四万十市での子育てはいかがですか?>
    
    環境のいい四万十市に帰って子育てしたいという思いはもともとありました。
    
    子供たちが遊べるところはいっぱいあるので、四万十川沿いの堤防を駆け上ったり、外で遊ぶことで、子供は自然と体力が付きますし、自分の体をコントロールする術を身につけることができます。
    
    あとは、やっぱり人が良いですね。子供と一緒に歩いていたら普通に話しかけてもらったり、困っていたら「抱っこしておいてあげるよ」って手を貸してくれたり、それが地元(四万十市)では当たり前だけど、ほかでは当たり前じゃないことに気づきました。
    
    そんな四万十市が好きなので、四万十市のママを助けたいという想いがあります。
    
    なので、サロンでの活動だけでなく、四万十市地域子育て支援センターでのバランスボール教室や他のことでも、いろんな方と協力して四万十市を産み育てやすい街にしていきたいと思います。
    
     
    ▼サロン「産前産後のおうち生希」Instagram
    https://www.instagram.com/uki_kochi/
    
    ※このインタビューは2022年2月現在の内容です。

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