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今年で復活第36回を迎える、小斎伝統の奉射祭(やぶさめ)。382年前に始まり、一年間の天候を占い、五穀豊穣と地区内の安全を祈願するとともに武術の錬磨や精神鍛錬を目的として行われてきた歴史ある行事です。場所は鹿島神社で執り行われます。 前夜と当日に、弓士たちは水垢離(みずごり)を行います。暴風が吹き荒れる中、例年以上に厳しい寒さになったと思いますが、弓士たちは意気揚々と水へ浸かって身を清めていました。 当日も強風がおさまりませんでしたが、大勢のお客さまが見守る中で、御神的神事から始まりました。御神的神事は鹿島神社の神主が目隠しをして、桑木の弓につがえたヨモギの矢を的に放ち、命中した場所で月ごとの天候を占います。その後は地元の中高生による巫女舞。 そして弓士たちによる、大的射礼が始まりました。今回は、大的に向けて10人で40本の矢を射ります。的中数は39/40でした。次に行われるのが、かりがねの的射礼。「かりがね」は、古来より害鳥とされており、その的を狙って、10人で100本の矢を射ます。ときおり強風が更に強く吹き付けても、的を見据えて矢をつがえた弓士たちは微動だにせずに、射を続けます。強風の中でしたが、今回は24本の的中となりました。その後は、子どもの弓士体験が行われ、古くからの伝統に親しんでもらいました。
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