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【須崎市】絶景のビューポイントに立つ喫茶店を引き継ぐ!

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投稿日:2025/6/20 更新日:2025/6/20
  • 緑の半島に囲まれた海面が陽光に蒼く輝く。池のようにも見える湾内には、養殖の小割が浮かび、時折小舟が行き交う。
     ここは高知県の中西部、須崎市の野見湾を望む半島。絶景のビューポイントに立つ喫茶店からの風景だ。店の名は「海の見えるオフタイム」。海側は全面が大きな窓になっており、どの席からも風光明媚な野見湾の自然が楽しめる。テラスに出ると、小鳥たちのさえずりが聞こえ、爽やかな海風が通り過ぎていく。
    
     オフタイムは、オーナーの竹林幸子さん(77)が妹の小笠原香代さん(75)と共に2022年に開業した店。「老後の楽しみにゆったり経営していこう」と、PRは全くしていなかった。メニューは「日替わりランチ」のみで、完全予約制というやり方だったにもかかわらず、景色の素晴らしさと料理の美味しさが瞬く間に浸透、口コミやSNSで評判はすぐに広がっていった。
    
     「私たちは何にもしていませんが、お客さんが、写真を撮ってSNSで発信してくれるんです。市外や県外からのお客さんが本当に多かったんですよ」
    
     ところが、竹林さんも寄る年波には勝てず、病気を患ったこともあり、「押し寄せるお客さんに対応できなくなってきた」そう。このため、今のうちに身を引こうと決断、今春、すっぱりと店を閉めた。ただ、「お客さんが喜んでくれるこの環境を誰かが引き継いでくれたら嬉しい」という思いもあり、全国に引き継ぎ手を呼び掛けることに決めたという。

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