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アウトドアアクティビティに魅せられて
奇跡の清流「仁淀川」。驚くほど透明度が高く、美しい川の流れは、青みがかった神秘的な色彩から「仁淀ブルー」と呼ばれ、年々人気が増しています。 この仁淀川を存分に堪能できる多様なアウトドアツアーを開催しているのが『合同会社仁淀アドベンチャー』。世界中で経験を積んだリバーガイドの神澤さんが、地域を盛り上げながら、川の魅力を発信しています。 --------------- 出身は埼玉県です。静岡の大学に進学し、水産系の学部で海洋動物の生態などについて学んでいました。ちょうど卒業後の進路を考えていた時期にオーストラリアに旅行に行き、アウトドアアクティビティを体験したのですが、これが今の仕事との出会い。「こういう仕事をしたい」とガイドに興味を持ったのです。 そして、大学卒業後は宮古島でシュノーケリングやカヤックなどのガイドをしている会社に就職。スキューバダイビングの資格を取得するのも目的でした。 日本では冬はガイドの仕事がないのでグアムでも働きましたが、オーストラリアでの旅行を思い返すとラフティングが一番楽しく感じたことを思い出して。そこで、インターナショナルな雰囲気で、アクティビティに関する海外の資格も取得できる群馬のラフティング会社で働き始めました。 日本での仕事は夏の間の4~5か月間のワンシーズンなので、日本でのシーズンが終わると、ワーキングホリデーを利用してニュージーランドやオーストラリア、カナダなどに行き、アウトドアガイドをする生活を10年くらい続けました。 最初は群馬と海外を行き来していましたが、高知県の大豊町がラフティングで有名だと聞いて。そして、大豊町に来たのが人生で初めての四国です。そこからは、大豊町のラフティング会社を拠点に働いていました。 ■仁淀川だからこそできる多彩な楽しみ方 ずっと高知県 大豊町で働いていましたが、もともと自分でアウトドアガイドツアーの会社をやりたいと思っていたので、独立を決意しました。 吉野川は良い川ですが、ラフティング会社も多いため、他の場所を選ぼうと移住先探しをスタート。県内外のいくつかのエリアに行き、仁淀川町にしようと決めました。 仁淀川は穏やかな川なので、急流を下る、一般的なイメージのラフティングとは少し違っているかもしれません。しかし、仁淀川の支流にはきれいな渓谷がたくさんあり、キャニオニングをしたり小さいボードに乗ったり、ラフティングだけではなくいろいろな遊び方ができる点に魅力を感じました。 そして、「仁淀ブルー」人気で観光客が多いというのも決め手です。やはり、お客さんがいないと成り立たない仕事なので。 仁淀川町とは今まで何の接点もありませんでしたが、移住することに何の不安もありませんでした。自分で会社をやるということは決めていたので、どうやったらうまくいくか、それだけ考えていましたね。 そして、コロナ禍だった2020年初めに夫婦で移住。仁淀川町のシェアハウス「山茶小屋」で暮らしながら春から仁淀川でのガイドツアーを始めました。
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首都圏からアクセスが良く訪れやすい場所
ガイドツアーは関東や関西のお客さんが多く、キャニオニングが人気です。仁淀川町は交通アクセスが良く、例えば東京の方であれば自宅から3時間程度で来ることも可能。羽田空港発の朝の便に乗れば、13時のツアーに間に合うのです。 この、首都圏からのアクセスの良さも魅力だと感じています。関西の方は車で気軽に来れますしね。英語対応しているので、インバウンドのお客さんもいらっしゃいます。 仁淀川町は、観光に関わるビジネスをするには正解の場所だと思っています。いくらやりたいことがあっても観光客がいないと成り立ちません。 良い意味で、仁淀川に‟乗っかれる”ビジネスをできるかどうかが大切だと感じています。 ■快適に田舎暮らしを楽しめる環境 生活面も困ったことはありません。スーパーは車で20~30分程度の場所にあり、ネット環境も問題なく、ECサイトで買い物をしても翌日に届きます。不便だと思ったことはないですね。 そして、子どもが今、1歳ちょっとなのですが、保育園や医療費は…… ※気になる続きは高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」に掲載中! ▼【仁淀川町】自然の中で働く 仁淀ブルーの魅力を伝えるアウトドアガイド https://kochi-iju.jp/interview/details_1575.html アクセス、お待ちしています!
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アクセス
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仁淀川町ってどんなところ? 高知市から:43.5km、車で約1時間5分 【3つの特徴】 1.「仁淀ブルー」で有名な仁淀川の上流域で、澄んだ水と山々が魅力です。 2.200年以上の歴史がある練り。土佐三大祭りの一つ秋葉まつりなど伝統文化を継承しています。 3.星空が展望できる山間の地にシェアハウスがあります。 仁淀川町は高知県北西部の愛媛県境に接した四国山地中央部に位置し、高知市と愛媛県松山市の中間地点にあたります。 主な産業は農林業で、急峻な傾斜地でお茶やトマト、ゼンマイなどの農産物を生産し、品質の良さで高い評価を得ています。 また、日本屈指の石灰鉱山として知られる鳥形山では年間1千4百万トン強の石灰を生産しています。 観光面においては「中津渓谷ゆの森」「観光センター(大渡ダム)」「安居渓谷バンガロー」「吾川スカイパーク」などの観光施設が整備され、春にはひょうたん桜やしだれ桜、秋には安居渓谷や中津渓谷で紅葉が楽しむことができます。 土佐三大祭りの一つ「秋葉まつり」には、多数の観光客が訪れます。
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