-
アナログな水産業の現場をデジタル化!全国でも例のない産地市場のスマート化に一緒に挑戦してみませんか?
高知県の海岸は総延長が約700kmあり、西の豊後水道と、東の紀伊水道に挟まれ、変化に富んだ海では様々な漁業が営まれています。そこで漁獲される多種多様な水産物のほとんどは、漁業協同組合(以下「漁協」という。)が開設し、漁業者の漁獲物を販売する水産物産地市場(以下「産地市場」という)を経由して、全国の消費者の元へと出荷されています。 今、高知県では少子高齢化により、産地市場が存続の危機に立たされており、将来にわたって産地市場を維持できる体制の構築が喫緊の課題となっています。そこで、高知県では、土佐清水地域をモデル地域として「産地市場のスマート化」(以下「スマート化」という。)に取り組んでいます。 スマート化は、これまでの主に手書き・手計算による計量・入札業務や電話・FAXで水揚げ情報を伝達する等アナログであった産地市場における業務や取引について、デジタル技術の活用により構造転換する取組であり、現在は、漁獲物の計量をデジタル化する自動計量システムと、入札業務をデジタル化する電子入札システムの導入を進めているところです。 このスマート化の主体となる漁協職員は、デジタル化に対して苦手意識を抱えている場合も多く、両システム(以下「システム」という。)の導入・定着にはきめ細かいサポートが不可欠であり、それを担う人材として、以下の業務に取り組んでくれる「高知県産地市場スマート化推進員(高知県版地域おこし協力隊)」を募集します。
-
ミッション
★県がスマート化のモデル地域として取組を進めている土佐清水地域で、全国初の「産地市場スマート化の完了地域*」を目指すことをミッションとします。併せて、土佐清水地域での取組を県内他地域へ横展開する際のサポートもミッションとします。 *産地市場において、県が進めているシステムの導入が完了し、当該産地市場での全ての水揚げ物に対してシステムの運用により業務のデジタル化が完了した場合を「産地市場スマート化の完了」と定義し、地域内(今回の場合は土佐清水市内)全ての産地市場(土佐清水市内には3つの産地市場があります)でスマート化が完了した場合を「産地市場スマート化の完了地域」と定義します。 ★ミッションに関連する個々の業務の詳細は以下のとおりです。 ・土佐清水地域でのシステム導入から定着に至るまでの関係者への伴走支援 ・現場でのシステム操作に関すること ・システム開発会社と現場関係者の調整に関すること ・システム導入に関する効果検証に関すること ・システムの普及啓発に関すること ・県内のシステム未導入地域や他県等からの視察研修の対応に関すること ・その他、スマート化の推進に必要な業務 【〆切迫る!】 応募期間は、令和7年3月5日 から 令和7年3月24日まで。 お申込み用リンクは高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」に掲載しています。 https://kochi-iju.jp/work/recommend/details_1576.html
-
申し込み期限
-
随時
-
申し込み情報
ログインとユーザーネームの登録が必要です。