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生活圏を見て移住先を決めよう!
宮城県の県南地域9市町が連携して実施している「宮城のみなみ ぐるっと移住体験」(以下「ぐるっと」)。オーダーメイドの移住体験で、参加される方の移住の目的や見たいこと知りたいことをお聞きし、移住体験プランを作成します。この移住体験、他と何が違うかというと、一度に複数の市町を巡ることができることです!買い物や病院、仕事など、生活の範囲が一つの自治体で完結することはなかなかないですよね。移住先を決めるポイントに、この生活圏の視点も取り入れていただきたくてこの移住体験を始めました。 今回は東京都にお住まいのSさんがぐるっとを活用し宮城県にいらっしゃいました。 Sさんは自然を身近に感じる暮らしをご希望で農業に関心をお持ちでしたので、県南地域の中でも自然が多く農業が盛んな丸森町と角田市を巡られました。 体験の一部をご紹介します。 <Sさんの移住体験スケジュール> 1日目 9:50 白石白石蔵王駅到着 丸森町スタッフがお出迎え ちょっと遠回りして商業施設が多い地域を通って丸森町へ 11:00 丸森町到着 移住体験内容についてご説明 11:30 自転車で丸森町を散策 地元のカフェで昼食 14:00 不動尊クラインガルテンを見学 15:30 地元農家宅を訪問(農園の見学、野菜の試食) 17:00 古民家宿まるもり到着 古民家を改装したゲストハウスに宿泊 2日目 10:00 出発 10:30 道の駅かくだ、スポーツ施設を見学 11:50 地元素材を使ったレストランで昼食 13:00 市民センターと図書館を見学 14:00 西根田んぼアート、高蔵寺見学 14:45 あぐりっと(直売所)見学、賃貸情報などをご紹介 15:20 大河原駅解散
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見比べると分かることがある
【農家さん宅で初めての野菜を試食】 馴染みのある野菜だけではなく、西洋野菜も育てている農家さんのお宅を訪問。野菜の話を伺いながら、干し柿の中にクリームチーズを入れたスイーツや西洋野菜のプンタレッラをいただきました。Sさん、プンタレッラを食べるのは初めて。ほどよい苦みとシャキッとした食感がクセになります。お土産に、茎まで食べられるカリフラワー「カリフローレ」もいただきました。その後ハウスの中を見学。いくつもの野菜が育っていましたが、その中に青汁でお馴染みの「ケール」が!農家さんに試食を促され、軽くかじってみると苦いけど獲れたての美味しさが口の中に広がります。初めて尽くしの農家宅訪問でした。 【イメージ膨らむクラインガルテン】 Sさんは、利便性がいい街に住みながら自然豊かな地域での農業を移住の選択肢の1つとして考えています。丸森町には町外の方が利用できる滞在型市民農園が2か所あり、今回は「不動尊クラインガルテン」を見学しました。農園の広さや休憩施設の中も見学。クラインガルテンを利用している方がどんな野菜を育てているかも聞くことができ、これまで漠然としていたやりたい農業のイメージが、具体化したかもしれません。 Sさんは角田市では予定になかった図書館やリサイクルショップも訪ねられました。その後、仙台市経由で東京に戻られたそうです。Sさんからは「都会度と自然度の比重が少しずつ異なる場所を見比べることで、これから時間をかけて自分がどんな暮らしがしたいのかを考えていきたい。」と感想をいただいています。 移住先を決めるにあたって、現地を訪ねて、見て、聞いて、感じて、比べることが重要です。 丸森町では町単独の移住体験と、今回ご紹介した宮城県南地域と連携した移住体験を実施しています。今年度のぐるっとは、間もなく申込み締切(実施最終日3/14)です。まだ間に合いますので、気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にお問合せください。 宮城のみなみ ぐるっと移住体験 https://ju-pita.com/minaguru まるもり移住・定住サポートセンター https://ju-pita.com/ 宮城県の移住情報はこちら https://miyagi-ijuguide.pref.miyagi.jp/
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開催期間
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令和6年度最終実施日 2025年3月14日(金)
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申し込み期限
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2025/2/21
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申し込み情報
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まるもり移住・定住サポートセンター
0224-87-7837
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