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首都圏から最速2時間。唱歌『ふるさと』の生まれ故郷
“兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今も巡りて 忘れがたき故郷”。 誰もが聞いたことのある唱歌『ふるさと』の作詞者、高野辰之さんが生まれ育ったのが長野県中野市です。 ここにはこの歌詞に綴られているような、のんびりとした日本の原風景が今も残っています。 中野市は長野県の北東部、長野市から鉄道で約30-40分ほどの場所に位置。 夏は30℃以上、冬は-10℃以下と年間の気温差が大きく、年間平均降水量は約890ミリメートルとなっており、全国平均の約1,700ミリメートルより少なくなっています。 リンゴやブドウなどの果樹とキノコ栽培が盛んで、シーズンになると地場産の美味しい農産物が安く手に入ります。 お花が好きな人にとって、中野市は特に魅力的な場所かもしれません。 初夏に大輪の花を咲かせるシャクヤクの生産量は日本一。 毎年6月には850種3000株ものバラを愛でることができる「信州なかのバラまつり」が開催され多くの人が訪れます。 一方で市街地には、生活を支える施設が充実。 スーパーやホームセンター、大規模店舗に病院と、暮らしに必要なものがそろいます。 また高速道路のインターチェンジが2つ、新幹線駅にも近いので、東京まで最短2時間で行くことも可能。 都会にも足を延ばせる、“ちょうどいい田舎”なのです。 東京から中野市に移住し、奥さんの実家が営むシャクヤク農家を継いだ江原宏晃さん。 北信五岳と高社山を見渡す絶景の畑で仕事をしながら、家族との田舎暮らしを楽しんでいます。 「開花の時期以外も畑からの景色は最高です。 自宅から畑が近いので、子どもと過ごす時間をたくさん作れます。 身近な自然や家族で行くキャンプ場など、子どもを遊ばせる環境も整っていますね」。
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雪山に憧れて家族で移住。市の子育て支援制度を活用
中野市は長野県の最北部に位置する北信州地域の一つ。 中野市内は積雪量の少ない地域もありますが、すぐそこには雪質最高のスノーリゾートが広がります。 また志賀高原ユネスコエコパークや斑尾高原などの雄大な自然、温田中渋温泉郷や野沢温泉といった温泉地、 夏はトレイルやキャンプ、自転車やラフティングなどのアクティビティが楽しめる、自然遊びの宝庫です。 もともとスキー好きだった小西俊介さんは、幼い頃から憧れていた長野に東京から移住。 中野市を選んだ理由は、子育て支援が手厚かったことと、スキー場が近かったことでした。 「通勤時間は車で30分と、東京の満員電車と比べると雲泥の差です。 移住してからは4歳の息子を連れて、スキー以外にもラフティングやBBQ、キャンプなどの自然遊びを楽しむようになりました。 ご近所さんも優しくて、野菜や果物をよくもらったりしています」。 小西さんが移住して間もない頃に活用したのが、市の病児・病後児保育の支援。 子どもが病気、または回復期の時に、市の施設が子どもを預かってくれる支援です。 周囲にまだ頼れる人がいなかった当時の小西さんにとって、この支援は大きな助けになったそうです。 そのほか中野市には、新婚世帯の住居費・引越し費用の一部支給、子育て支援センターの数も充実。 今後ますます子育て支援に力を入れ、子育て世代が暮らしやすいまちを目指します。 そんな中野市への移住情報がまとまっているのが、市が運営する「移住定住応援サイト」です。 地域おこし協力隊の募集や案内、zoomを使って実際にまちを見せてくれる「オンライン型オーダーメイド見学ツアー」企画の情報などが随時更新されています。 田舎だけど都会からも離れすぎない”ちょうどいい田舎”に興味を持ったなら、ぜひアクセスしてみてください。 https://www.city.nakano.nagano.jp/docs/2015033100243/
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アクセス
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中野市へのアクセスは、 電車の場合、 東京駅−(北陸新幹線)−長野駅−(長野電鉄)−信州中野駅 (北陸新幹線 1時間20分、長野電鉄線特急30分) 車の場合、 練馬I.C.−(関越道)−藤岡JCT−(上信越道)−信州中野I.C. (225km/所要時間約 3時間)
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