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子育てをきっかけに淡路島へ移住

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関連ワード: 就職・転職, 地域おこし協力隊, 子育て関連
投稿日:2025/1/28 更新日:2025/1/28
  • 子育てをきっかけに変わった価値観

    子育てをきっかけに、家族での時間の過ごし方を見直すようになったと話す小林さん。子どもが生まれる前は、システムエンジニアとして仕事に打ち込み、成長実感が得られる環境に満足していたと言います。
    
    「当時は大規模なシステム開発のプロジェクトに関わっていて、仕事が面白いと感じていました。一方で、子どもが生まれてからは自分の子が成長していく様子を見ながら、もっと一緒に過ごしたいと思うようになったんですよね。そのためには働き方を変え、暮らす環境を思い切って見直した方がよいかもしれないと考えるようになりました」
    
    今後の仕事のキャリアと家族との暮らし方で、迷いもあったと言います。
    そんな中で背中を押してくれたのは、配偶者の言葉だったと語る小林さん。
    
    「わたしは昔から優柔不断だったんですよね…(笑)大きな決断って苦手だったんですよ。でも妻がキッパリと『東京じゃなくてもいい。どうせなら実家の近いところ(兵庫県)がいいな』と言ってくれたので、踏ん切りがつきました」
    
    地方移住を決意した小林さん家族は、まず東京都の有楽町にあるふるさと回帰支援センターへ訪れました。
    
    「仕事の状況を踏まえて、2年後くらいに移住できたらよいなと考えていました。当時は移住したい場所も未定でしたし、なんとなく妻の実家のある兵庫県でよいエリアがあれば、話を聞いてみたいと気軽な気持ちで訪れました」
    
    と話す小林さん。ふるさと回帰支援センターの担当者を通じて、淡路島の移住相談員とつながり、その後も継続的に情報収集を続けたそうです。
    
    移住の一番のハードルだったのが、移住後の仕事だったそうです。
    「『ふるさと回帰フェア』に参加して、ファイナンシャルプランナーから移住に関するお金の話を聞いたり、自分の生活収支について整理してみたりしましたね」
    
    継続的な情報収集を続ける中で転機になったのが、地域おこし協力隊の募集だったそうです。
    
    「将来的には柔軟な働き方ができるよう、個人で仕事をしていきたいと考えていました。でも、会社員としてしか働いたことのなかったわたしが、移住後にいきなり起業するのもリスクが高すぎるので(苦笑)。今後の起業を見据えて、当面の収入が確保できる地域おこし協力隊の3年間を活用しようと思い、募集に飛び込みました」
    
    地域おこし協力隊の選考を経て、無事採用に至った小林さん。
    最終的に移住相談から約1年後の2021年4月に、淡路島への移住が実現しました。

  • 島暮らしで変わった「食」と「人間関係」

    昔から都へ食料を貢ぐ、御食国(みけつくに)と言われるほど食材が豊かな淡路島。
    農家の知人や地域の人から、たくさんのおすそ分けをいただくそうです。
    
    「玉ねぎやレタス、白菜、大根、レモンなど、その時期の野菜や果物をたくさんいただきます。定植や収穫などのお手伝いをする機会もあり、貴重な経験になりました。農業の大変さの一部を体験すると、生産者の方へのありがたみや食べ物に対する価値観も変わりました。採れたての野菜はおいしさが全然違うので、それだけでも小さな幸せですよね(笑)」
    
    淡路島に移住してから、もう1つ大きく変わったことがあると語る小林さん。
    
    「人間関係は、東京で会社員をしていた頃に比べて大きく変わりました。隣に誰が住んでいるか分からなかった東京での暮らしに比べて、濃くて深い関係性になっていると思います」
    
    地方では都会よりも人同士の距離感が近い所が多いため、移住者が戸惑うケースも。実際に移住してみて、田舎の人間関係をどう捉えているのか小林さんに伺いました。
    
    「コミュニケーションが苦手だったり、自分のことを説明したりするのが下手な人は、地域コミュニティに慣れるのに少してこずるかもしれませんね。わたしも移住して1年半が経って、半分地域側の人間になりましたが、外部から人が訪れた時は『どんな人なんだろう?』とやっぱり気になりますよね(笑)」
    
    地域外から訪れた移住者の素性を注視する心理や行動は、地域の安全や秩序を守りたいと思う住人の気持ちを察すれば、理解できないものではないと語る小林さん。
    
    「最初に大切なのは、丁寧に説明することだと思います。元気にあいさつして、雑談の中で移住の経緯や仕事内容、移住の目的をしっかり明かすことで、“何者か分からない不信感”は早々に拭えると思います」
    
    小林さんは田舎の人間関係の特徴を体験から学び、今は地域の方から助けてもらいながら地域おこし協力隊の仕事を進めているそうです。
    
    「活動している集落は、高齢化に伴って人口が減少しています。でも、住人のみなさんが変化を受容される方たちばかりで、よい意味で限界集落っぽさがないのに最初は驚きました。地域住人が中心になって集落にキャンプ場を開設したり、地域外の大学生との交流を続けたりしている。そうした結果、関係人口が増えて集落が変わってきている。そんな変化の途中である場所で、わたしにしかできないことを考えながら活動しています」
    
    地域住人の継続的な努力の末、若手移住者が集落内に飲食店を開業したり、集落にあった一次産業を事業承継したりしているそうです。
    最後に、移住を考える人へアドバイスをいただいた。
    
    「地域の外からだと、見えている範囲はとても狭く、得られる情報は少ないと思います。解決策としてオススメしたいのは、移住前から現地の人とつながっておくことですね。ふるさと回帰支援センターや自治体が主催するオンラインセミナーなら、遠方でも気軽に参加できると思います。そして、ただ参加するのではなくて一歩踏み込んで、移住前から関係性を作っておくとよいと思います」
    
    先輩移住者とつながることができれば、移住者目線で暮らしの実状やギャップなどが聞けるかもしれません。
    あなたの気になる移住先にはどんな先輩移住者がいるか、探してみてはいかがでしょうか。
    
    
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